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「人づくり」の時代

2015/06/03 Wed 14:30

オフィシャルサイトにもあります
「食育推進団体イートライトジャパンのご案内(4分弱)」という動画の中に、
「これからの時代は人づくりです」という言葉が出てきます。


「人づくり」と聞いてみなさんは何を想像、連想するでしょうか?


親がいて初めてこの世には誕生します。
そして、授乳に始まり、
離乳し、離乳食を食べながら「食べること」を育み、
「食べもの」を与えられながら成長して(つくられて)いきます。

歯の生え始めから歯の生え変わりの時期に「食べること」を育むこと(食育)は大変重要です。
幼児期・学童期はまさに超高齢社会を生き抜く基礎作りと言えます。


では、私たち(人間)が成長過程に必要不可欠な存在というと誰を想像しますか?

「人づくり」に必要不可欠な存在とは?

まず、まっさきに思い浮かぶのは「お母さん」でしょうか?
親、家族の存在。

そして、子育てを支援、サポートする職業の保育士(旧称;保母さん)、
人の健康をサポートする職業の看護師(旧称;看護婦さん)がいます。
いずれも旧称にはの「母」という字や「婦」という字がついていました。

このようなお仕事のイメージはどうでしょうか?

「やり甲斐ある仕事」「感動のある仕事」ではないでしょうか?

しかし、反面
「過酷」「ハード」「賃金が安い」「離職率が高い」・・・という現状もあります。

「婦」「母」がつく職業ではなくても、
欧米では1960年代より、大変重要視されている「予防」という分野において社会的位置付けも高い栄養士」「歯科衛生士という職業も日本においては
「女性の仕事」というイメージが強く、また、離職率が高い職業でもあります。

これらは「人づくり」に欠かせない大変重要な仕事であり
「命」と向き合う大変責任ある仕事でもあるにもかかわらず、賃金が低いのです。

女性なら賃金が安くていい?

そんなわけないですよね。

これらの仕事に就きたいと思う人は男性も多く、名称も変わりました。

しかし、低賃金なため、実際には男性がこれらの職業に就く割合は少ないのが現状です。


何が問題か、皆さんお気づきでしょうか?

賃金格差です。

男女の収入格差はこの30年ほとんど縮まっていません。

しかし、現代においては、男女の賃金格差ではなく、職業格差といえます。

これまで「女性の問題」と言われていたことも「男性の問題」とも言えるのです。


女性の多い職場での問題は離職率が多く、人材不足、人材確保が問題となります。
離職する理由としては、妊娠、出産、子育てが要因です。

「女性問題」は「男性問題」であり、
「男性問題」は「女性問題」であります。



私たちイートライトジャパンは、
「食育イノベーション」
「食育を通じて男女共同参画社会の実現を!」活動目標を掲げています。
また、食育ジャーナリストである砂田登志子が世界と比較し、「ジェンダー学(両性学)」を学ぶことの重要性をなぜ強く訴えているのか!、お分かり頂けると思います。

男女共同参画社会は、男女の競いあいではありません。
※「シャドーワーク」の価値を男女ともに理解し、
「人づくり」の重要性に気づき、社会の仕組みを作ることが大切です。

また、「今、子どもに何が大切か?」「今、社員に何が大切か?」「今、国民に何が大切か?」これらの問題解決のためには、
家庭内でも、社会でも、政治でも、決定権をもつ立場の人が、「食べること」を育むこと(食育)重要性シャドーワーク価値を理解することではないでしょうか。


職業格差を解消し、もっと「人づくり」に関わる職業の価値を高め、未来を担う子どもたちが個性を生かしのびのびと育まれる日本になっていきたいものです。

※Wikipediaより
シャドウワーク(shadow work)とは、イヴァン・イリイチの造語で、専業主婦などの家事労働など報酬を受けない仕事だが、しかし誰かが賃労働をすることのできる生活の基盤を維持するために不可欠なもの。妊娠出産、子育てなどの再生産労働をこれに含ませる。

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ジェンダー問題 | コメント:(0)
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