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健口は未来を変える。

2015/06/26 Fri 14:18


私には「死ぬ間際まで自分の歯で美味しく食べたい!」という夢があります(笑)
それには、歯の定期検診は欠かせません。

そして、歯医者さんに通うと、色んな会話が耳に入り、お仕事的にも収穫があります(笑)
今日もその中から一つ、先生と患者さんのちょっとした会話から感じたことをシェアさせていただきます。

**********************
治療中の患者さん(仮歯かな?)に、
先生が、「食べるときは、しばらく気をつけてくださいね」というと、
患者さんは即座に、
「大丈夫です!普段から硬いものは食べていないので!」と応えました。

それを聞いた私は、心の中で、
『ありゃぁ(; ̄O ̄)』でした。(笑)

そうなんですよね~。
現代人、いや、現代食は本当に噛まない、咀嚼のいらない食が増え、
咀嚼回数も食事時間も比例して激減しました。
※ちなみに、米(玄米)が主食となった弥生時代は今と比べ6倍も噛む回数が多く、
食事時間も長かったことが分かっています。

食べること」を「育まない」まま成長した多くの現代人。
この生活習慣(食べる)の変化=生活習慣病の増加となるわけです。

食べること」を「育むこと」それは、よく噛んで食べることです。
そして、歯の生え始めから「食べること」を通じて「正しい歯列(噛み合わせ)’を育てること」が重要と言えます。

健康であれば、1日平均3回、1年で約1000回、私たち人間は「食べる」行為を行っています。

この「食べる」行為を行う時、
ちょっと意識して食べるものを選び、
ちょっと食べ方(調理法など)を意識して、
ちょっと噛んでることを意識して、
ちょっと朝早く起きて朝食に時間をかけてみるなど、
一つでも多く、一人でも多くの人が意識することが大切だと思います。

食べている物、食べ方は「歯の寿命」にも影響します。

歯の寿命=健康寿命です。

平均寿命ばかり伸び、健康寿命との差は開く一方。
これにより、医療費は高騰し続けています。
国の財政悪化とともに国民負担率も上がり続けています。

国民負担率が上がっていくと私たちの生活がどうなっていくでしょうか?
例えば、国民負担率が50%だったとしたら、
300万年収があっても、手元に残る金額は半分ということです。

国民負担率が上がるほど、手元に残る金額は減っていくということです。
もうすでに・・高い国民負担率であることも再確認しましょう。
(※添付の「内閣府」提供の図をご参照ください)

このような時代を生き抜くためにも健口(歯の寿命)は重要です!
それには「予防歯科」。
歯科定期検診を習慣化させることは必須です。

一人でも多くの人が健口になると、医療費高騰に歯止めがかかるということにもなります。

「食べる」を「育む」(食育)は、「食べる」行為を行う人間一人一人に必要な日々の実践です。


次の食事、意識して選び、口に運びましょう。
あなたのその一口があなたの未来を築いていくのですから!!

国民負担率
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「食べる」を「育む」 | コメント:(0)

2種類のフードガイド

2015/06/10 Wed 11:25

フードガイドのポスターを2枚ご紹介します。
一つが“Eating well ”with Canada's Food Guide.と書かれた、
見ての通りバランスよく食べるためのカナダのフードガイドです。
※http://webaps.halton.ca/health/resources/resource.cfm?ID=239 より

Canadas Food Guide

良く似ていますが、もう一つは“Eating Not-so-well”with The Industry's Food Guide.  “Eating Not-so-well”と書かれたフード業界を描いたフードガイドです。
※http://www.foodpolitics.com/…/…/canadas-industry-food-guide/ より

Not-so-well.jpg

パロディーですが、MONSANTO社に始まり、ドル紙幣の山。社会構図が良く描かれたポスターですよね。遺伝子組換食品、農薬、食品汚染…と、選ぶべき品質も重要ですね。

フードチョイス!
選ぶ知識、知恵身につけていきましょう。


「選食」「食戦」 | コメント:(0)

学力ではなく「楽力」を

2015/06/06 Sat 20:31

お受験入試シーズン、だからこそ伝えたいこと。 
 学力を楽力へ

今の日本に不足しているのは学力ではなく「楽力」ではないでしょうか。
偏差値教育に別れを告げて、みんなで楽しむ力、楽しませる力を育てましょう。
楽しむコツを身につけると、難しいことも楽になります。
教育現場では教えるより育てることをもっと楽しみましょう。
音楽会が“音学”会になっては楽しさも半減します。
 
砂田登志子 著書「漢字で食育」より
  楽
****************************** 
おかあさんの反応が子どもにとってはリトマス試験紙です。
子ども同士のトラブルや、進路に親がハラハラしてばかりでは、子どもも不安になります。
 悲しいこと(つらいこと)があった…と、子どもが話してくれたときは、話に耳を傾け、心の中は自分のこと以上に心配になっても、楽天的に、笑顔で対応し、美味しいものを一緒に食べましょう🎶

そして、早寝早起きに限ります!
寝ている間に痛いこと、嫌なことを忘れさせるホルモンが分泌します。
早寝早起き朝ごはんで、心とからだを元気に育みましょう!

 2015.1.15投稿
砂田語録☆漢字で感じ☆ | コメント:(0)
「生きる力(自立)」を育むためには幼児期からの「食育」が大変重要だということを、シェアしたいと思います。

人間はすでに生まれたときから、自立して生きていくための「種」をもって生まれ、
自立して生きていくために必要な「知恵の」が幼児期に育つのだと思います。

何も知らないと思える赤ちゃんですが、月齢を追うごとに何かと自分でやりたがるようになります。
上手に口に運べなくても食べようとする、上手にコップをもてなくても飲もうとする。
やってあげようと手を出すと嫌がり、「自分で!自分で!」とやりたがります。

このため、この時期の子育ては大変だったりします。
なぜなら、そこには壮絶な食卓が存在するのですからです(笑)

私は、息子の時はテーブル下にビニールシートを敷いていたこともありました。
食後は即効バスルームへ連れて行ったり、
床にベビーチェアーにと拭くところは多いし、足元要注意!でした(笑)。
でも、これでいいんです

子どもの“やりたがり”好奇心”を思う存分発揮させ、この壮絶な状況を家族で楽しんでください。

この「何でも自分でやりたい時期」に、「家を汚したくない」「キレイに食べさせたい」「時間がないから急いで食べさせる」というエゴが、自立のの成長を狂わせてしまうのです。

の邪魔」がなければ、立派に「自立の」は育つのです。

「邪魔」とは、汚したくないからが食べさせる。早く食べて欲しいからが食べさせる、とエゴで「ヘルプ」しすぎないことです。

子どものやりたいことや好奇心を発揮できる環境を整えること=「サポート」をして欲しいと思います。
手づかみで食べ、スプーンをもって食べ、お箸を持って食べれるように…とトライを繰り返して子どもは成長していきます。

「食べることは生きること」。
「食べる」という行為を通じて生きていくうえで必要なことを学びます。
人は一日に平均3回「食べる」行為を行います。
言い換えると、年間1000回以上、この「食べる」行為を通じて「学ぶ」チャンスがあるということです。

このチャンスを子育て(己育て)に生かしてください!

※写真はお姉ちゃんの手作りケーキに興奮し、フォークを持ってはいるが、手づかみでケーキを食べる息子です。
こんな時期もありました(笑)
こども
「食べる」を「育む」 | コメント:(0)

食育・中学校給食

2015/06/05 Fri 20:22

5月4日の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)ご覧になった方はいらっしゃいますか?
「食育」、中学給食がテーマだったようで、昨日のトップニュースになっていました。
 残念ながら我が家では見ていませんが、この話題シェアしたいと思います。

 学校給食問題は、様々な議論がいたるところ行われています。 
栄養問題、牛乳給食問題、子どもの貧困問題、給食費滞納問題、食品ロス問題、アレルギー対応問題、予算削減・・など、
様々な側面で、それぞれ立場が違うと意見も異なることでしょう。
地域格差もあるでしょう。

色んな立場の方がいて、主張しあっても、どれも正解?どれも当てはまらない?話は平行線になりそうですね。 
お互いの立場を理解しあい「子どもにとっていいのは何か?」という話し合いが重要ですよね。
 
中学生の母である私が日々感じていることは、給食の残飯量と学校の荒れ具合が比例するのではないか?ということです。 

「美味しくいただく」「楽しくいただく」「ありがたくいただく」って大切ですよね。 
美味しく食べる時に、嫌なことは考えないですよね? 

我が家の中学生の娘は、「給食が楽しみ!」っと言っています。
区の予算削減で数年前に調理は委託となったそうですが、学校の栄養士さんが心を込めて献立を考え、調理の方が心を込めて作ってくださる給食の
「美味しい」評判はずっと変わらず続いているようです。 

おかずの残りがあると、他のクラスに声をかけたり、
逆に「残りはない?」と他のクラスに尋ねたり、ほぼ残飯がないそうです。 

給食試食会も人気。多くの保護者が訪れます。 

学校も荒れておらず、穏やかな校風も受け継がれています。

 今回のテレビのテーマが「食育」だったようですが、 
給食から見ても、日本の問題点、改善点が見えてきますね。 
心を満たす食として、子どもの立場で考えていくことが大切ですね。 
食育は私たちにとって、もっとも身近な学習でもあるのですから。 
心を育む「食」 | コメント:(0)
食育基本法施行から今年で10年】
写真は、
1997年、食育基本法案成立後、日比谷公園内にある松本楼にて小泉純一郎氏とともに労いの会のスナップ。
2000年1月に、砂田は「今こそ食育を!」を法研より出版。
2004年夏に自民党食育調査会が冊子「食育基本法(案)のあらまし」にまとめ配布。
2004年12月、〈特集〉「『食育』―-その必要性と可能性」と題した、有識者の会議の議事録。
記事を読み、ジャーナリストとしての砂田の影響を感じました。
そして、ついに
第88代 小泉純一郎首相内閣時2005年6月10日国会において「食育基本法(法律第六十三号)」を制定し、翌7月から施行されました。
しかし、
食育基本法の条文を読んでみると、法律なので、抽象的、概念的な表現が多く、多様、広範囲に渡っており、その結果、地方自治体によって『食育』の取り組み方に大きな差が出てしまったのでしょうか?
トップ(都道府県知事)の裁量により予算の使い道が違ってきますから。
ちなみに、オリンピック招致後の東京の食育予算は「ゼロ」でした。残念ながら、トップの『食育』への理解が現れた形です。
40年に渡り、食育活動を続けている砂田の活動を皆さんとともに継承し、国民運動として展開、定着させていく方が早いのではないか?と再認識させられました。
10年前と比べるとインターネットも広く普及し、「ユビキタス・ネットワーク社会」となりました。
いつでもどこからでもアクセスし、繋がることが出来る時代、莫大な費用をかけることなく、充分にイノベーションを起こせるはずです!
食育で明るい日本の未来を築いていきましょう。

小泉総理・砂田登志子

小泉総理

農政ジャーナリスト議事
食育基本法ができるまで | コメント:(0)
現代、『格差社会』が代名詞のようになりました。
給食費の滞納問題など、日本でも貧困問題がクローズアップされています。飽食といわれる日本で「1日1食の子どもたち」が存在し、貧困率過去最悪!とも言われています。

相反して、食品ロス問題(食べられるのに捨てられてしまう食品)。
※添付はWFP(World Food Programe) 発表の数値。


また、「3食しっかり食べている!」というあなたの口に運んでいる食べものは安全でしょうか?

離乳食から始まり、一日数回は関わる「食」。
保育園、幼稚園には「交通安全教育」があるのに、なぜ「食の安全教育」がないのでしょう?
義務教育に「体育」はあるのに、どうして「食育」がないのでしょう?
今から10年も前に食育基本法が可決したにもかかわらず、今だ義務教育化されない「食育」。
日本でも「食育」が義務教育として授業に組み込まれ、自分の口に運ぶ「食べもの」「飲みもの」を選ぶ力が国民一人ひとりに身についたなら、人体にとって悪い食べものは市場では売れなくなるのではないでしょうか?

食育」が義務教育化されない日本だからでしょうか?
外国においては国単位で販売禁止されている有害な食品が日本では平気で売られています。
国民に選ぶ力が無ければ、売れるわけです。

例えば、トランス脂肪酸を含む「マーガリン
まさか・・お家の冷蔵庫に入っていませんよね…?

マーガリンなどに多く含まれる「トランス脂肪酸」は、心筋梗塞をはじめとする心臓疾患を引き起こすことが分かってきており、欧米を中心に使用規制が進んでいます。幼児期からしっかりと食育に取り組む欧米では、既に販売中止、製造禁止している国もあります。

口に運ぶ食べもの、飲みものを選ぶ知識を身につけましょう!
選食(フードチョイス)、これが「食育」です。

あなたの身体は、あなたが食べたもので作られているのですから!現代、『格差社会』が代名詞のようになりました。
給食費の滞納問題など、日本でも貧困問題がクローズアップされています。飽食といわれる日本で「1日1食の子どもたち」が存在し、貧困率過去最悪!とも言われています。

相反して、食品ロス問題(食べられるのに捨てられてしまう食品)。
※添付はWFP(World Food Programe) 発表の数値。

また、「3食しっかり食べている!」というあなたの口に運んでいる食べものは安全でしょうか?

離乳食から始まり、一日数回は関わる「食」。
保育園、幼稚園には「交通安全教育」があるのに、なぜ「食の安全教育」がないのでしょう?
義務教育に「体育」はあるのに、どうして「食育」がないのでしょう?
今から10年も前に食育基本法が可決したにもかかわらず、今だ義務教育化されない「食育」。
日本でも「食育」が義務教育として授業に組み込まれ、自分の口に運ぶ「食べもの」「飲みもの」を選ぶ力が国民一人ひとりに身についたなら、人体にとって悪い食べものは市場では売れなくなるのではないでしょうか?

「食育」が義務教育化されない日本だからでしょうか?
外国においては国単位で販売禁止されている有害な食品が日本では平気で売られています。
国民に選ぶ力が無ければ、売れるわけです。

例えば、トランス脂肪酸を含む「マーガリン
まさか・・お家の冷蔵庫に入っていませんよね…?

マーガリンなどに多く含まれる「トランス脂肪酸」は、心筋梗塞をはじめとする心臓疾患を引き起こすことが分かってきており、欧米を中心に使用規制が進んでいます。幼児期からしっかりと食育に取り組む欧米では、既に販売中止、製造禁止している国もあります。

口に運ぶ食べもの、飲みものを選ぶ知識を身につけましょう!
選食(フードチョイス)、これが「食育」です。

あなたの身体は、あなたが食べたもので作られているのですから!
(2015.2.19投稿記事)

食品ロス

「選食」「食戦」 | コメント:(0)

「人づくり」の時代

2015/06/03 Wed 14:30

オフィシャルサイトにもあります
「食育推進団体イートライトジャパンのご案内(4分弱)」という動画の中に、
「これからの時代は人づくりです」という言葉が出てきます。


「人づくり」と聞いてみなさんは何を想像、連想するでしょうか?


親がいて初めてこの世には誕生します。
そして、授乳に始まり、
離乳し、離乳食を食べながら「食べること」を育み、
「食べもの」を与えられながら成長して(つくられて)いきます。

歯の生え始めから歯の生え変わりの時期に「食べること」を育むこと(食育)は大変重要です。
幼児期・学童期はまさに超高齢社会を生き抜く基礎作りと言えます。


では、私たち(人間)が成長過程に必要不可欠な存在というと誰を想像しますか?

「人づくり」に必要不可欠な存在とは?

まず、まっさきに思い浮かぶのは「お母さん」でしょうか?
親、家族の存在。

そして、子育てを支援、サポートする職業の保育士(旧称;保母さん)、
人の健康をサポートする職業の看護師(旧称;看護婦さん)がいます。
いずれも旧称にはの「母」という字や「婦」という字がついていました。

このようなお仕事のイメージはどうでしょうか?

「やり甲斐ある仕事」「感動のある仕事」ではないでしょうか?

しかし、反面
「過酷」「ハード」「賃金が安い」「離職率が高い」・・・という現状もあります。

「婦」「母」がつく職業ではなくても、
欧米では1960年代より、大変重要視されている「予防」という分野において社会的位置付けも高い栄養士」「歯科衛生士という職業も日本においては
「女性の仕事」というイメージが強く、また、離職率が高い職業でもあります。

これらは「人づくり」に欠かせない大変重要な仕事であり
「命」と向き合う大変責任ある仕事でもあるにもかかわらず、賃金が低いのです。

女性なら賃金が安くていい?

そんなわけないですよね。

これらの仕事に就きたいと思う人は男性も多く、名称も変わりました。

しかし、低賃金なため、実際には男性がこれらの職業に就く割合は少ないのが現状です。


何が問題か、皆さんお気づきでしょうか?

賃金格差です。

男女の収入格差はこの30年ほとんど縮まっていません。

しかし、現代においては、男女の賃金格差ではなく、職業格差といえます。

これまで「女性の問題」と言われていたことも「男性の問題」とも言えるのです。


女性の多い職場での問題は離職率が多く、人材不足、人材確保が問題となります。
離職する理由としては、妊娠、出産、子育てが要因です。

「女性問題」は「男性問題」であり、
「男性問題」は「女性問題」であります。



私たちイートライトジャパンは、
「食育イノベーション」
「食育を通じて男女共同参画社会の実現を!」活動目標を掲げています。
また、食育ジャーナリストである砂田登志子が世界と比較し、「ジェンダー学(両性学)」を学ぶことの重要性をなぜ強く訴えているのか!、お分かり頂けると思います。

男女共同参画社会は、男女の競いあいではありません。
※「シャドーワーク」の価値を男女ともに理解し、
「人づくり」の重要性に気づき、社会の仕組みを作ることが大切です。

また、「今、子どもに何が大切か?」「今、社員に何が大切か?」「今、国民に何が大切か?」これらの問題解決のためには、
家庭内でも、社会でも、政治でも、決定権をもつ立場の人が、「食べること」を育むこと(食育)重要性シャドーワーク価値を理解することではないでしょうか。


職業格差を解消し、もっと「人づくり」に関わる職業の価値を高め、未来を担う子どもたちが個性を生かしのびのびと育まれる日本になっていきたいものです。

※Wikipediaより
シャドウワーク(shadow work)とは、イヴァン・イリイチの造語で、専業主婦などの家事労働など報酬を受けない仕事だが、しかし誰かが賃労働をすることのできる生活の基盤を維持するために不可欠なもの。妊娠出産、子育てなどの再生産労働をこれに含ませる。

ジェンダー問題 | コメント:(0)
食育ジャーナリスト砂田登志子がニューヨークタイムズ記者時代やボストンコンサルティング時代、そしてフリーランスとして世界を取材していた際の話には、日本のメディアやネット上にもないような実話が数多くあります。

今回は、その中から「セサミストリート」の話をシェアしたいと思います。

今から書くことはネット上、Wikipediaに書かれていない
当時(今から30年以上前)砂田登志子がテキサスを訪れた時に、
現地の有色人種の方から実際に聞いた話です。

セサミストリートWikipediaの内容に至るまでのお話です。


small.jpg


**************************

昔、アメリカ本土へ周囲の島々から仕事を求めて出稼ぎにきていた時代。
季節労働で得た収入をもって島へ戻る人もいれば、家族みんなで移住し住み込みで働く家族もいました。

ここで紹介するのはテキサスのゴマ農家の話。
兄弟で営む大きなゴマ農家へ、カリブなどの島々から出稼ぎにきていた労働者は、住み込みで、朝から晩まで皆一生懸命働きます。

しかし、悲劇が起きます。

彼らは文字が読めないため、直接触ってはいけない農薬に触れたり、はしごの使用を誤ったり、多くの怪我が続きました。

早速、ゴマ農家の兄弟は「これはいけない!」と策を講じます。
文字の読めない彼らが農薬の袋や危険物の入った樽、缶を慎重に取り扱うようにドクロのマークを記しました。

しかし、事故は減りませんでした。

ドクロマークを記しても、危機感を感じず、
彼らは農薬や肥料の袋を枕にして休憩するのでした。


労働者たちの事故が減らないことに頭を抱えたゴマ農家の兄弟は考えました。

「そうだ、言葉を教えよう!」

出稼ぎに来ている彼らは十分な教育を受けていなかったため、
読み書きがでません。計算もできませんでした。


ゴマ農家の兄弟は、年齢、性別、国籍・肌の色、全てに差別なく
みんなに読み書き、計算を教えることに力を注ぎました。


教育者でも博士でも無い、ゴマ農家の兄弟。
ゴマ農家で働いている労働者、家族みんなの事故を防ぎたい!という兄弟の思いが、
ひとつのプロジェクトとなりました。

ワシントン、ニューヨーク、ボストンなどから
専門家を招き、

文字の読み書き、数字の数え方、カレンダーの読み方、計算、そして食事のマナー、歌、おはなし、、等、
教養を身につけるこれらのプログラムを彼らに続けました。


その結果、
彼ら労働者やその家族に意識改革が起こったのです。

こうして、読み書きを学ぶことにより事故が劇的に減ってきたのです。
また、労働者同士のコミュニケーションも円滑になっていきました。


こうして、

このテキサスのゴマ農家の兄弟が行ったプロジェクトの成功はまたたくまに全米で話題になり、

噂が噂を呼び、ついにニューヨークタイムズも取材に!!


そして、テレビ局のプロデューサーのもとに!

このあとはみなさんご存知のWikipediaやSESAME STREETの「セサミの歴史」へと続きます。
http://sesame-street.jp/about/history.html


以上が、セサミストリートの誕生の原点です。

「ゴマ農家」だったから、セサミストリート
なるほど‼︎ですね。

さらに、

このゴマ農家のプロジェクトは人種差別などあらゆる「差別」に対し
鈴をつけるきっかけにもなったそうです。

ゴマ農家

※写真はイメージです。ゴマ農家の画:http://2scale.org/703より

この話はまさに民俗学ですね。
我々も民俗学として、これからの時代へ継承したいと思いました。

このような話をサラリとお茶を飲みながら砂田登志子は話してくれます。
あまりにも貴重な内容であったり、他では聞くことのできない話が多く、
私はメモが手放せません(笑)

他にもたくさんの砂田が現地で見て、耳で聞いた話など、貴重な経験は、
日本のメディアでは知り得ない話が数多くあります
これだけデジタルが普及した現代、もっと多くの人に砂田の言葉、経験の数々を
一つでも多くみなさんとこうしてシェアしていけたら思います。

食育推進団体イートライトジャパン
理事 安武郁子
民俗学 | コメント:(0)
「食育」にとどまらず、国際比較論など、経験豊かな食育ジャーナリスト砂田登志子の話は魅力にあふれています。
会話の中で、食育を含む「教育・子育て」の話題に触れた際の砂田の一言をシェアします。
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砂田曰く、
「魚に木登りを強制しちゃだめなのよ!」と。
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本当にそうだなぁ~と納得させられました。
子育てだけでなく、自分育て、部下育成にも通じますよね。

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人は十人十色です。
得意なものを見出し、活かしてあげることの大切さ。
身近にいる大人、親や教師が出来ているでしょうか?
親が子どもに期待をかけることは大切ですが、期待のかけ方を誤っているケースは少なくないのではないでしょうか?

《「食育」を学ぶことで改善できること》

小学校中学年から見られる「塾食(塾前食・塾中食・塾後食)」
帰宅時間も遅く、家で食卓を囲む時間がなく、必然と家族との会話時間も少なくなります。
子どもによっては、学力を上げるために通わせている塾が、学力低下へ繋がるとしたら?

睡眠不足や不規則な生活によって学力の低下、睡眠障害、自律神経のバランスを崩し、自律神経失調症などをひきおこし、小児生活習慣病などの増加が問題視されています。

逆に、早寝・早起きの睡眠リズムを身につけることで、精神を安定させるセロトニンがたくさん分泌されて自律神経を回復させ、ストレスに負けない心を育てることが出来ます。セロトニンの分泌が少ない子どもは集中力が無くキレやすい傾向にあるのだそうです。このセロトニンには記憶力をアップさせる働きや満足感を伝達し食欲を抑える働きもあるため、学力の低下や幼児肥満を防ぐと言われています。

子ども期は『長い長い超高齢人生の準備期間』と考えると、「子どもにとって何が"今"大切か?」ということが見えてくるのではないでしょうか?

添付は、現代の不登校児童生徒の現状です。
この異常とも言われる不登校児童生徒の増加から、改めるべきことが見えてくるのではないでしょうか?

古代ローマの詩に「健全なる精神は健全な肉体に宿る」という一文があります。幼児からの好ましい食生活習慣の形成に努めたいものです。 (FB2015/3月投稿記事)

不登校グラフ
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