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アメリカで1939年に発行された”知る人が知る名著”と言われていた

「食生活と身体の退化 ー先住民の伝統食と近代食 その身体のへの驚くべき影響ー(W.A.ブライス著、片山恒夫翻訳)



食生活と身体の退化表紙 


著者のプライス博士は、1930年初頭より世界中の未開の地(アフリカ、南米、オーストラリア、ポリネシア、スイス、カナダ・・)を訪ね、伝統的な食物から加工食品に代わることで、むし歯や歯周病、そして不正咬合が増えたことを発見。

それらを数多くの写真で紹介しています。


食生活と身体の退化3 


プライス博士は食生活の変化が口腔疾患の増加をもたらすことを今から80年以上も前にすでに気づいています。


食生活と身体の退化5 


この本を1978年に日本語へ翻訳されたのが日本の歯科医である片山恒夫先生です。自らが翻訳し、自費出版されました。

日本人の歯科の先生がこうして、この時代に日本の食習慣に警鐘を鳴らしてくださっていた事実。

食生活と身体の退化帯 


この片山恒夫先生の志を継承し、医患共同の生涯学習集団「NPO恒志会」によって、2009年に漢字、言い回し、専門用語をできるだけ平易し、本日ご紹介しております改訂版が出版(発行NPO恒志会/理事長 土居元良先生)されました。


↓こちらに書かれている通り、医療、食に関わる人々だけではなく、広く一般の方々に読まれ、食生活が健康に与え得る影響の大きさと重要性について認識して欲しい・・とあるように、多くの方へ読んでいただきたいと願っています。


食生活と身体の退化6 



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私は、

この「食生活と身体の退化」は、2009年に出版された「歯と口から伝える食育」の中紹介されており、この本を知るきっかけになりました。


歯と口から伝える食育表紙 


この書籍は、小児歯科医の岡崎好秀先生が編著。岡崎先生も、「食生活と身体の退化」を調べるべく、モンゴルへ20年以上行かれています。

歯と口から伝える食育2 


「歯と口から伝える食育(東山書房)」より



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「歯科から食育を〜

このように、日本の歯科においても「食育」に取り組まれている先生、スタッフの方が以前から全国各地にいらっしゃるのも事実です。

しかし、なぜ食育格差は広がり、医療費の高騰は止まることなく、食の問題が後を絶たないのでしょうか?



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2005年に「食育基本法」が制定され

2007年には、文部科学省から「食に関する指導の手引き」が発刊。同時期より、栄養教諭の配置促進(依頼)が進められてきました。

そこで見ていただきたいのが「栄養教諭の配置」です。これらは各地自体に委ねられており、現状は下記の表の通りです。

19年〜21年と古い資料ですが、石原都政の際、東京の栄養教諭が0」の年があります。

このように、自治体によって、またトップによって、食育の取り組みに地域格差が出ている現状です。

小池都政に期待しています。


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栄養教諭配置 

文部科学省 スポーツ・青少年局学校健康教育課

健康教育企画室 調査係より

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栄養教諭の配置だけでなく、「食育」に関する様々な取り組みが各地されていますが、食育に予算がない地域が多くあります。


「食育」は後回しにしてはいけない取り組みという認識を持っていただきたいですね。

「交通安全」も大切ですが、すべての人に関わる「食の安全」が最も大切ではないでしょうか?




しかし、昨年2016年、2025年(平成37)年に向けて、地域包括ケアシステムと効果的・効率的で質の高い医療提供体制の構築を図るということで診療報酬の改定がありました。(厚生労働省)

かかりつけ歯科医や在宅歯科医療など、チーム医療が重要視され、歯科医師と連携した専門家による栄養サポートへの評価が加わりました。

歯科から食育の重要性、栄養士などの専門家の活躍の場が広がることが分かります。

※厚生労働省サイト:平成28年度診療報酬改定の概要 (歯科診療報酬) ご参照ください。


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当団体砂田登志子氏が1960年代から取り組んでいた食育。

幼い子どもや一般の人にも分かりやすく、伝わる言葉で伝わるイラストで伝える食育。

砂田登志子セミナー 


「食生活と身体の退化」を読んで、

医療従事者、医療を必要とする人、子育て中の人、100年人生において生きるすべての人が、上下関係ではなく、水平関係になって、一緒に学び合う機会が本当に必要だと改めて考えさせられました。






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